母が見ていた景色、僕が見る景色

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3週間以上も更新してなくてどうもすみませんでした。
その間お越しいただいていたみなさま、ごめんなさい。

さて僕は今日から19日まで取材旅行にでかけます。
目的は長距離深夜バスに乗って旅をすることなのです。

広島からは新幹線移動で京都へ。そこから東京まで深夜バスで約7時間。
東京二泊三日を終えて青森へ。
さらにフェリーで函館、陸路で札幌。そして始めての根室へ。

このバスの旅の最終目的地に僕は根室を選びました。

じつは僕の母は根室に生まれ育ちました。
広島に嫁いできて以来、いちども根室に戻った事がないのです。
一緒に行けばとお思いかもしれませんが、
今年94歳という高齢なのでいくら元気だからといっても
ちょっとむずかしいのです。

母が根室を離れてもう60年以上が経ってしまったんですね。
だからいま母が元気でいるうちに現地に立ち、
僕が撮影した写真を母に見せようと思っているのです。

昨夕は母の家に行って兄と食事をともにして、ちいさな約束をしてきました。
それは「お母さん、いま根室です」って電話をする事です。

はたしてそこにはどんな風が吹いているのでしょうか。
どんな空が広がっているのでしょうか。
そこで僕は何を感じるのでしょうか。
そして母に電話でなんと伝えるのでしょうか。

根室に行く。根室に戻る。
なんとなくそんな旅になりそうです。

さあ24時間後、僕は長距離深夜バスのシートで眠りについてるころかな。
眠れないかもしれないな。

それでは行ってきます。

<写真説明>
生まれたばかりの僕と母です。これが僕ですよ。
信じられないですw(上左)

青函連絡船上でポーズをとる小学生の僕です。
このときは江差まで行きました。(上右)

その青函連絡船です。

祖父が牧場を持っていた国後島です。
今回のホテルの部屋の窓からは国後が見えるそうです。(下)

<お知らせ>
旅の途中、青森、根室からUSTREAMで現地の様子を配信する予定です。
ツイッターでお知らせします。
録画もしますのでお時間ある方はご覧くださいね。

USTREAM dorado radio → GO

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