僕がいつも何気なく見ている人、色、時間、情景など。
その中に、強く記憶にとどめておきたいモノがある。
しかし、とどまる、とどめたいモノはそう多くはない。
その一方で大事にしておきたいと思っても、
僕の意に反してままならないこともあるのが現実だ。
なにせ年を重ねていくと、通り過ぎていく、忘れていくのだ。
惜しい、いや、悔しい。まぁ、いいや。
こういうのが僕の日常なんだ。
ひさしぶりのエントリーにしてはゆるいかもしれないけど
今夜はそれを承知ですこしだけ。
いま僕のMEDIA SKINの待ち受け画面には
広島・平和大通りの、夏の午後がある。
この写真は平和大通りの横断歩道の真ん中に立ち、
青信号が点滅する直前まで
愛用のMEDIA SKINの内蔵カメラを使って
西に向けて撮ったものだ。
なおこの画像は写真をクローズアップさせるために
意図的にデザインし、はめ込んだものだ。
このMEDIA SKINを使って
僕は一日に何度か電話とメールで誰かと繋がる。
そうして会話やメールを終えた僕は
MEDIA SKINのフラップを閉じる。
しばらくして待ち受け画面は自動的にどちらかに切り替わる。
もちろん、そうセットしたのは僕なのだ。
いま国内携帯電話の世帯普及率は90%を超え、
日本には1億400万の携帯電話が存在している。
毎日、誰と繋がり、どんな世界が広がっているのだろうか。
デフォルト画面のままであるにしても、
待ち受け画面にはきっとその人の日常、世界があるはずだ。