春、その次の季節

今日の広島は晴れたり曇ったりの肌寒い日曜日だった。遅い午後に海辺のテラスにいた僕は、雲が低くたれ込み、ときおり小さな雨にも降られて、まるで秋の終わり、冬に向かうような夕暮れの島影を見つめていた。だけどそれはわるくはなかったよ。
 
そんな日曜日、きみはどこで何をして過ごしていたのだろうか。いま僕は部屋にいながらきみのことを想いながらこの曲を伝えたくなったんだ。僕らのあの季節がやってくる。どうだい、いい気持ちだろう?明日からは桜が満開に向けて一斉に花開くというのに、相変わらずそそっかしい僕はきみが元気できみらしくていてくれることをいつも願っている。