昨日と今日、フェイスブックに僕の考えを書きました。ブログに再掲しておきます。
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<2013年7月20日>
明日投票箱に一票を投じるそのぎりぎりまで僕は調べる。考える。まだ考える。今回は山本太郎、三宅洋平に強く考えさせられた。僕は二人をもう一度ちゃんと知りたくて自分の方法で追いかけた。彼らは間違っていない。彼らを支援する。それでも僕は考える。まだ考えてみる。あなたも気分や雰囲気に流されることなく自分の考えで一票を投じてほしい。みんなと同じでなくてもいい。主張することをためらうことはない。まだ時間がある。そして明日の投票に臨もう。
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<2013年7月21日>
2013参院選の投票終了時間 35%で繰り上げ
「負担軽減」「夜は人来ない」
「広島県では三次市や庄原市などの計468カ所の投票所では、午後8時の締め切りを1〜4時間繰り上げる。広島市南区の似島と福山市の走島の計2カ所は投票開始時間を1時間早めた。」「総務省によると、参院選で投票終了時間を繰り上げるのは、全国の投票所4万8777カ所のうち、千葉、神奈川、大阪3府県を除く44都道府県の1万6957カ所(34・8%)。1998年以降の国政選挙で最も高い比率だ。」(中国新聞)
<繰り上げの理由について、各自治体は>
「投票立会人や職員の負担軽減」(茨城県取手市)、「夜間に投票率が上がらない」(高知県室戸市)、「震災復興に職員が必要」(福島県南相馬市)などとしている。「朝7時からずっと座っているのは正直つらい」。群馬県高崎市で10回以上、投票立会人を務めた70代の男性は言う。2011年4月の県議選で投票所は午後8時まで開いていたが、午後7時以降に来る人は少なく、手持ちぶさたに。」(朝日新聞)
なお福島県の投票終了時間を繰り上げる投票所の割合は100.00%だ。状況は分かる。しかし僕は幾ばくかの疑問が残る。その一方で「東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市は今回、全投票所で午後8時まで投票できるようになる。震災前の10年参院選以来、3年ぶりだ。」という事実。なお総務省は繰り上げについて「不都合がないというだけでなく、有権者の利益になる積極的理由が必要」としている。」(朝日新聞)
大事な選挙を自治体はこんな理由で投票時間の繰り上げをするのだ。あきらかに自治体関係者の怠慢と選挙に対する真剣さの欠如の現れだ。それぞれの合理化主義、ご都合主義がみえてくる。あきれてものが言えない。期日前投票があるからそれを利用したらいいという意見は、問題のすり替えでしかない。投票する権利を狭めることは、政治への参加を制限しているといえる。
若い人が選挙に参加しないと大人たちが嘆いている。その前に自治体の大人たちに猛省を求める。決めたことは守りなさい。全うしなければいけないのだ。時代の流れだからといって、なし崩し的にすべてそれに流れてはならない。守らなければいけないことがあるのだ。大事な一線を越えてはいけないのだ。この一線の基準はのほほんとして暮らしていたら見えてこない。だから何事にも問題意識をもとう。
憲法九条改正問題。それは問題化させてはいけないのだ。「問題すら存在しない憲法九条。改正にたいしては永久にこれを放棄する。」ではないだろうか。けっして気分や雰囲気に流されてはいけない。守らなければいけないことがあるのだ。時代の流れといって片付けることなく、大勢が正しいという固定概念に惑わされてはいけない。自分の考えを尊重してほしい。だからいま目の前で起きているあらゆることに最大の関心をはらい、自分で調べ、そして考えよう。最善を尽くそう。いまやりたいことより、いまやらなければいけないことを優先しよう。心の底から本当にやりたいと思っていることならかならずできる。
アタマの凝り固まった大人には日本の未来を託せない。若者の連帯の力を知ることなく若者を小馬鹿にする大人には用はない。僕は今回の選挙で多くのことを学ばせてもらい、考えさせていただいた。僕はもうじき投票に出かけるが、いまもなお考えている。
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