dorado、ひさしぶり。(でした)

初恋の人からの手紙
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dorado、ひさしぶり。
今でもポニーテールに執着していますか?
「ポニーテールじゃなきゃ女じゃない」と
毎日私に言っていたdoradoをなつかしく思います。

泣きじゃくる私にdoradoが
「好きだけど別れなくてはいけないときもある」などと
きれいごとを並べてお別れすることになったあの日から、
もう41年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。

お手紙を書いたのは、
何か伝えたいことがあるとか用事があるとかではないんです。
ただなんとなく学校の前を通ったらなつかしくなって、
思いつくままに書いてみようと思い立っただけなんです。
ふふ。

思い返してみると、あのころはdoradoはとても優しくて、
大人びていたなぁと思います。
私は素直になれなかったから、
平気で「doradoはどうせ胸さえ大きければいいんだよね!」なんて
責めるようなことを言ったけど、
doradoは「そんなことはないよ。カラダ全体が大事だよ」って
優しく諭してくれたのを覚えています。
少しヒドイと思ったけれど今でも心に響いています。

そういえばdoradoにとって初恋の相手が私だったんですよね?
最初のころのdoradoは、なんだかキスするときも勢いありすぎて
あのときは少し怖かったんですよ。
慣れてくるとやけに自信をつけていましたね。
「おれうまいだろ」って(笑)。

告白するときのdoradoは、必死で「一生大事にするから」とか
酔っ払ったことを言っていましたね。
とても嬉しかったのですが、お別れしたときには、
やっぱり詐欺だったなぁと思ったものです。
後先考えないところはdoradoらしいとも思いました。

doradoと付き合えて本当によかったなぁと思うところは、
「恋愛をしないほうが楽なときもある」ということを学べたことです。
doradoと別れた後、恋愛依存の私が
「もうしばらくは恋はいいや」と思えたのは、
とても大きいことです。ありがとう。

いろいろ書きましたが、私はdoradoが大好きでした。
これからもdoradoらしさを大切に、
当時本気でやっていた宇宙人との交信も続けて(笑)、
新しい誰かを幸せにしてあげてください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 手相で、生命線がやたら長いのを自慢していましたね。
  どうでもいいけど…。

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まあ、よくできていて、あながち…(笑)
ひとりで吹き出してしまいました〜。

あなたはもうやった?
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