「えべっさん」が来ると冬の始まり

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広島市では11月18日から20日まで、福の神・胡神社で「えべっさん」(えびす講 / 胡大祭)がはじまります。広島三大祭りのひとつで期間中は約30万人近くの人で賑わいます。胡神社は現在まで400年以上胡大祭を続けてきており、被爆後わずか三ヶ月足らずでバラックの仮社殿を建てて祭典を行ったそうです。

「えべっさん」は愛称なんですよ。おもに中高年以上の方々は親しみを込めてこう呼びます。そして商売人は商売繁盛を願って手を合わせ、「こまざらえ(熊手)」を買い求めます。僕の中では毎年この日から冬が始まるのです。

『辛いことがあってもくじけずに、毎日を清く明るく過ごしていくことが幸福への第一歩です。何事も前向きに頑張りましょう。日々の幸せは笑顔とともにあります』(胡神社の案内文より)

写真は今日の夕暮れ、胡神社そばにある中四国最大の歓楽街の流川通りです。

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