Lookin' Ahead

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このキャプチャー画像は
iTunes MSからときどきDLしている曲の数々、その一部。

それはダンスの練習で使った曲だったり、
誰にかに聴かせたい曲だったり、
夜僕がひとりで気持よくなるためだったりする。

遅めに起きたきょうは、二月最後の日。
ラジオを聴きながら簡単な食事を作ってすませた。
RADIO DONUTS〜MODAISTAという流れ。

つぎにPCのiTunesライブラリーで音を流しながら
メールとニュースサイトをチェック。

聴きたい曲があったので
さきほど新しいアルバムをDL。
Aaron Tesser & The New Jazz Affairの「Lookin’ Ahead」がそれ。

土曜日は平日に比べて音楽が肌の近くあるような気がする。
リラックスしているということね。

ところで、きょうもっとガツンと晴れたらいいのに!

辛い思いをしてるって?

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政情不安の続くコンゴ民主共和国で、ポリオによる身体障害を持ち、路上で生活をしながら、手作りの楽器で演奏するバンド『Staff Benda Bilili』

もう1時間が経とうとしている。
僕は未だ彼らから目を離すことができないでいる。
とにかく彼らを見て、聴いて、感じてほしい。

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辛い思いをしてるって? コンゴ民主共和国のバンド『Staff Benda Bilili』のメンバーを見習って、つべこべ言うのはやめよう。

このバンドのメンバーたちはポリオによる身体障害があり、キンシャサ動物園付近の路上で生活している。メンバーらは改造自転車を乗り回し、ポリオの予防接種を呼びかける歌を歌い、ストリート・チルドレンを暴力から守るべく活動し、時にはそんな子供をバンドの仲間に加えることもある。[ポリオは急性灰白髄炎。一般には小児麻痺と呼ばれることが多いが、大人も罹患する。脊髄神経の灰白質がポリオウイルスに侵され、足や腕が麻痺して動かなくなる。日本では1980年に自然感染によるポリオが根絶されたが、海外ではまだ流行している地域がある]

Staff Benda Bililiに最も新しく加わったメンバーは、17歳のギタリストだ。ブリキの缶で作った、リュートのような一弦の楽器を担当している。

困難な病気と、さらにはコンゴを悩ませている容赦のない暴力とに直面しながらも、このバンドはDIY精神を発揮している。[コンゴ民主共和国は内戦などでインフラが破壊され、経済は壊滅状態となっており、世界最貧国の1つ]

このバンドのソウルフルな胸を打つ音楽は、メンバーたちの人生と同様、削ぎ落とされて本質だけが残されている。必要以上に加工され、音程を操作された音楽ばかりのこの時代には、このバンドの独自性は際立っている。

Staff Benda Bililiのデビュー盤『Tres Tres Fort』は3月24日、ベルギーのレーベルCrammed Discsから発売される。[日本のAmazon.comでも購入予約可能]

彼らに惹かれたフランスの映画監督、Renaud Barret氏とFlorent de la Tullaye氏は、このバンドを題材にドキュメンタリー映画を制作中だ。このバンドが近く予定しているヨーロッパ・ツアーについてもドキュメンタリーに収めるつもりだという。

WIRED NEWSより
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Staff Benda Bilili→Web site
YouTube→Staff Benda Bilili→GO!

サクラ、サクラ

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暖かい週末でしたね。
どこからか風に乗って
桜がひらひらと舞ってきそうな土曜日でした。

きのうの日曜日も概ね良好。
それなのに僕は週末の2日間、
いま住んでいるビルの屋上に一度出ただけ。

なんてもったいない!と思うでしょ〜。
いいんです、いいんですよ。
外食なし、外お茶なし。
僕は僕でテレビのなくなった部屋で
気持のいい時間を過ごしていましたからね。

ところで桜で思い出すことがあります。
きょうはこのエピソードをきいてくださいね。
それは僕が20代の終わりのころのことです。

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暖かくなってきた4月の下旬に向かうころ、
僕はひとりでバイクを使って3泊4日の出張に出た。
仕事なのにバイクで移動するということだけで休日気分だ。

リアシートにセットしたバッグには
2冊の文庫本とノート、縮尺500万分の1の地図。
取材用のカメラNikon F2と簡素な録音機器とラジオ。
それと好きな音楽を収録したカセットテープ。

バイクは白いボディカラーのHONDA XL250だ。
フロントホイールが23インチという初期モデルを
僕はこの日のために知り合いから借りていたのだ。

仕事は順調に運ぶ。
すべての仕事を終えたその日の午後、
好きなホテルに行って「ひとりです、宿泊させてください」。

部屋に入りシャワーをすませ、
録音機器に好きなカセットテープをセットした。
僕はいつのまにかベッドの上でうとうとした。
20〜30分たったのだろうか。
目を覚まし窓の外をみると、
まだあかるい街並と街路樹が見える。
僕は散歩にでかけるための準備をして部屋を出た。

翌朝ベッドから起きると
ツーリングだけのための一日がはじまった。
じつは僕は出張に出る前から、
そのうちの1日をツーリングに使おうと企んでいたのだ。
このことを上司はきっと知っていたはずだ。

僕は早くにホテルで朝食をすませチェックアウトして
市街地を抜け海側の国道に向けて走り始めた。
瀬戸内海に沿うように走る国道からは
海面が陽射しを反射してキラキラ光る景色が続く。
平日の片側1車線を走るツーリングするバイクは僕だけだ。
好きな景色に出会うとバイクを停めてしばし休憩だ。
なんども、なんども。
ああ、なんて自由なんだ、僕は。

そんなことを繰り返して午後も夕方に近づいたころ、
山へのルートをとった。
山間では気温が下がり肌寒く感じる。
今夜のホテルはどこにしようか、
そんなことを考えながらいくつものコーナーを抜けていった。

そして左へ曲がる緩いコーナーを抜けたそのとき、
いきなり淡く薄いピンク色の世界に突入した。
道路の両側がすべて薄いピンクに覆われ、
さらに走る前方の道路に多いかぶさるほどだ。
一瞬の後、それは満開の桜並木なのだということに気付いた。

走る僕。
あと1キロ、あと1キロ。
まるで僕は桜のアーチに迎えられたマラソンランナーだ。
沿道から道路に小旗を手に人が飛び出してきそうだ。

風に吹かれ舞う桜の花びらが
ヘルメットやシールドを外している頬をかすめていく。
さらに花びらは僕の全身にまとわりつき、
やさしくゆっくりと撫でて後方に過ぎていく。
走っている4ストロークのエンジン音が消えた。
そのすべてがゆっくりスローモーションで動いて行く。

僕は胸に首から提げていた
モータードライブ付きのNikon F2のリモートスイッチを使い、
ファインダーを覗かずにシャッターを切った。
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桜吹雪の中をバイクで走っている20代の僕を、
いま56歳の僕自身が白いHONDAのリアシートから見ています。
不思議な気分です。

Memo:写真は2006年の4月に広島県の海沿いの小さな町で撮影した。

CALLIN' U

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土曜日の夜をラジオと音楽ですごすひとりの時間が好きだ。
そこにはイメージとリラックスがひろがる。

聴いてるのはJ-WAVE。
このタイムテーブルの流れが好きだ。

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19:54-20:00
VOICE…

20:00-20:54
NACHT MUSIK
TOWA TEI

20:54-21:00
VOICE…

21:00-21:54
ASAHI BEER OZ MEETS JAZZ
小曽根真

21:54-22:00
VOICE…

22:00-22:54
DAIWA SHOKEN MAKE IT 21
ショーンK

22:54-23:00
VOICE…

23:00-23:54
ASAHI SHIMBUN BOOK BAR
大倉眞一郎

23:54-24:00
VOICE…

24:00-25:00
DOCOMO THE VOYAGE
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いま「OZ MEETS JAZZ」の時間だ。
その前のプログラム、
「NACHT MUSIK」でオンエアされた
「CALLIN’ U」A:XUS FEAT. NAOMI.
2月9日のエントリーで触れた映画『BAGDAD CAFE』
「コーリング・ユー」のリミックスだ。

もうひとつ、「VOICE…」はやはりいい、好きだ。

さっきTowa Tei「BIG FUN」をDL。
あなたもいい夜を。