いまも祭り囃子が、近く、遠くに聞こえてくる。
あの夜は、みなが昂揚していたのだ。
きっと、そうだ。
すべてはゆく夏の中。
空に暑気、池には涼風
みなさん、こんばんは、おはようございます、こんにちは〜
そして、いつもお越しのみなさん、ありがとうございます。
元気で「ブログ夏休み(後期・たぶん)」をいただいています。
この休暇が終わると、更新頻度をあげていく予定です。
それまで、いましばらくお待ちください。
あたらしいdoradoをお見せできることを願って。
それじゃ、みなさん、お身体ご自愛のほど。
雲上快晴
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みなさま、本日はようこそJapanAirLine6371便 Tokyo-Rio de Janeiroにご搭乗いただきましてありがとうございます。本日のTokyo-Rio de Janeiro間の搭乗時間は8時間40分となっております。飛行中は禁煙となっておりますのでご注意くださいませ。お客さまの手荷物は上のコンパートメント、または足下にお入れくださいませ。
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きょうはリオデジャネイロ行きのJAL6371便のシートからの更新です。
…って言いたいところ(笑)。
じつはこんなイントロから始まるコンピ、
「東京Lounge/Flight Over Rio」を聞きながらの部屋のPCから更新です。
みなさん、おひさしぶりです。
「ブログ夏休み(中期)」を頂いていました〜♪
アソンで、シゴトして、シゴトして、アソンで、そんな毎日でした。
その間、お越しいただいていたみなさん、どうもすみません。
そして、ありがとうございます。
いやぁ、それにしても暑い毎日ですね。
昨日は愛媛だったかな? 最高気温38℃!
明日も暑いんだろうな。
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2008.7.22
Rio de Janeiro:晴れ 25℃ 14℃
Tokyo:曇り時々晴れ 32℃ 26℃
Hiroshima: 晴れ 34℃ 26℃
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そんなきょうは部屋でのんびり。
お昼寝もしたし、洗濯するの忘れたし(笑)
でも掃除機はかけましたよ。
夕方近くふと思いついて部屋のレイアウトを替えて気分一新。
まだ早い夜のうちに近くのお店でゴハンを食べに外出を。
帰ってきてスイカをガブリ〜
そんなユルユルな連休最後の夜です。
ところでブログを更新していない間も
「音(楽)と写真と言葉」で構成するプロジェクトの
素材作りはすすんでいます。
夏が行く前、秋が来る前ころには
みなさんにご紹介できればと思っています。
なおこのエントリーのタイトルはANAの機内誌「翼の王国」の
過去に連載されていたコラムのタイトルから拝借しました。
ちなみにこのころの表紙絵は吉田カツさんでした。
2007年の3月号まで18年間、担当されていました。
いずれも僕の好きな雑誌、好きな絵、好きな人です。
それではみなさん、夏にやられることなく、
夏とともにイキましょう。
何せ『いつもココロは“雲上快晴”』ですから。
世界遺産、宮島をアソブ
満潮は13時10分。
このタイミングを見計らって、いよいよ世界遺産に。
ちょっとした緊張と興奮のままにパドルを〜♪
波の音、漕ぐ音が聞こえてきませんか?
カメラのレンズに波しぶきがかかって
鳥居の上部分がにじんでいます。
カメラのボデイも波をちょっと受けました。
シーカヤックのボディの真ん中に黒い細いコードが見えてます。
スカーフで波しぶきをカバーしながら、録音中です。
マイクもちょっと汐をかぶっていましたよ。
そんなの、気にしない、気にしない。
そのときは気付いていないんです。
いい音といい写真が撮れれば、いいのよ。
あとで音と写真をチェックしてみましたが、
今回は概ね良好でした。
現在、次回の「川篇」に向けて調整中です。
広島はきょう、最高気温31℃。
僕らの広島、いいとこヨ。
夏休みは海アソビ
みなさん、おひさしぶりです。
「ブログの夏休み(前期)」を頂いていました〜♪
その夏休み期間中、僕はごらんのとおり、
シーカヤックで宮島界隈を漂っていました。
好天のもと、肌はサンタンを通り越してサンバーン気味…。
このシーカヤック・ツーリング。
僕は二度目の経験です。
今回も前回に引き続き、前後にふたり座るタイプのタンデムです。
僕は前、後ろにはラダーを操る経験者。
視界の広がる前席はいいキブンですよ。
なおこの程度(のアソビ)だと、むずかしいテクニックも要りません。
このアソビには、あるひとつの目的があったのです。
それは「音と写真」をキーにした、
あたらしいプロジェクトのためです。
イメージはほぼできているので、目下、そのための素材集め。
これからも折に触れて紹介していきますね〜♪
界隈じゃ、知れたオンナ
西表島の森から
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いま僕は西表島の森の中にいる。
虫たちの鳴き声のシャワーを浴びながら。
見上げる空にはたくさんの星が輝いている。
う〜ん、きれいだね。
するとどこからともなく、
Natural Calamityの音が聴こえてきた。
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じつは部屋のPCで『SOUND BUM』というサイトにアクセスして、
ライブコンテンツ、『西表島の森の音』を流しているのだ。
さらに、その森の音にかぶさるように、もうひとつのサイト、
MySpaceでNatural Calamityの音源を流しながら、
ふたつの音でイマジネーションの世界をあそんでいる。
夜のこんな時間でも虫や鳥たちは森の闇に生命を放っている。
この部屋はいま遠く離れた西表島と繋がっているのだ。
そんな今夜はすこしだけスピリチュアルだ。
この『SOUND BUM」は、先日のエントリーで紹介した
『VOYAGE』のサイトから辿って知ったのだ。
一昨日のオンエアリストに、Natural Calamityを見つけた。
そこでふと僕は無数の虫たちの音と一緒に
このNatural Calamityを聴きたくなった。
僕は30代の後半にはテレビ番組の構成をしていた。
台本作業に行き詰まる(飽きる)と、
知り合いのお店で7インチのアナログを買ってきて、気分転換をしていた。
その1枚がNatural Calamityだった。
あのころの週末の徹夜をいま懐かしく思う。
そういえば30代の半ばには、
衛星デジタルラジオステーション『St.GIGA』をよく聴いていた。
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『St.GIGA』
タイム・テーブルならぬタイド・テーブル(潮の干満と月の運行を基準とする)に則った、先鋭的な編成を実現した。時報なし・ニュースなし・DJなし・トークなし。独自にデジタル収録した高品質な世界各地の自然音と、「Voice」と呼ばれる詩のナレーション、サウンド・デザイナーの選んだデジタル音源の音楽とがミックスされた、極めてオリジナルな、放送史上類を見ない高品質な番組(「音の潮流」)が絶え間なく送り出された。
ステーション・コールはカート・ヴォネガットの『タイタンの妖女』に登場するハーモニウムの発するメッセージから採った「”I’m here.” “I’m glad you’re there.” “We are St. GIGA”」(ただし、原典では”Here I’m.”と”So glad you’re”である)。
wikipedia:セント・ギガより抜粋
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こうしてみると、僕の好きな世界は
あのころと本質はまったく変わっていないなぁ。
そうしていまでは、たくさんのあたらしい、好きな世界が集合しながら、
さらに外界と自由につながり、広がっていく。
未来へ。
そのいまの気持をひとことで言えば「ええじゃろぉ、コレ」。
そしてラジオ番組(Wave & Web)をまたつくりたいと思うのだ。
これが6月最後の日の僕だ。
雨とラジオと土曜日
外出から戻っていつも通り、部屋のドアをキーを使って開けると、
誰もいないはずの部屋の中から大きな話し声が聞こえてきた。
おどろきとともに、そして同時に危険も感じた。
どろぼうか、はたまた…?
じつは出かける前に僕は聴いていたラジオを
付けっぱなしにしていたのだった(笑)。
胸をなでおろした僕は、そのままラジオを流しがらいる。
J-WAVEの『VOICE』がすきだ。
土曜と日曜の夜、正時前のほんの2、3分のプログラムだ。
気の利いたナレーションと音楽。
その数分は、こころが澄み、気持がどこかに連れて行かれる。
今夜は金子みすゞの詩を朗読していた。
おだやかに、たおやかに、そして少しだけあまく。
いいプログムラムは当然ながら選曲のセンスもいい。
僕は今夜、三度このプログラムを聴いた。
いま僕は引き続き24時からの『VOYAGE』聴きながら
このエントリーを綴っている。
シンプルで洗練された構成、
センスのいい選曲とやわらかいナレーションだ。
ガムラン、サンダルウッド、午睡、夕立…。
今夜はインドネシア・バリを旅している。
番組サイトで先週のオンエアリストに目を通した。
Fire On The Mountain / Asaがある。
リストの最後に選曲家の短いコメントが添えられていた。
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「アフリカの音楽、アフリカの楽器は奥が深いです。
ふっと持っていかれる感じがいいのです。
Toumani Diabateは、最近良く聴いている1枚。
夏の夕暮れ時によく似合います。」
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どうやら先週はアフリカを旅したようだ。
その選曲家のすすめるElyne Road / Toumani Diabateをネットで追いかけてみた。
GO→MySpace
その紹介コメント通りの音楽だったことが僕はうれしくなった。
いまからもう数時間後。
モロッコのエッサウィラで行われる「Festival Gnaoua」では
Toumani Diabateの演奏がはじまるはずだ。
雨とラジオと土曜日、そして旅を。
あす僕は何処に旅するのだろうか。
週末のはじまり
キブンはこれで!