僕はトニー・ベネットがスキでスキで。トニー・ベネットと女性ヴォーカリストによるスタンダードジャズを歌うデュエットはそれはもう上等至極。

彼女たちとのデュエットを僕はこう描いています。「♪The Lady Is a Tramp」を初夏にレディ・ガガと。晩夏にはエイミー・ワインハウスと「♪Body and Soul」を。秋がはじまるとノラ・ジョーンズと「♪Speak Low」。そして冬にはダイアイナ・クラールと「♪The Best Is Yet To Come」を。

僕はすべての季節、ここに登場する女性がスキでスキで。それは珠玉の出会いでもあり、は苦悩でもあり。終着駅を決めないままに苦悩と官能を乗せたブルートレインのよう。もうすぐ午前0時。僕と彼女たちの列車が発車します。

あなたは僕らを見送るやさしい人〜♪