カテゴリー別アーカイブ: イマジネーション

“プリンセス・オブ・ダークネス”

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今夜、僕らのいたフロアではジャズのライブが行われていた。
僕らはもっぱら話しに夢中になって限りある時間をたのしんだ。
部屋に帰り着いてすぐに流したのが、
♪TEA FOR TWO
JACKY TERRASSON & CASSANDRA WILSON.

—–
月夜に映える藍色の歌声。その歌声は恋歌にディープ・サウスのブルースを吹き込み、その意味を書き換えてみせる。ネグリテュード(黒人的なるもの)、すなわちアフロ・アメリカンであることの証左としてのジャズ。そんなカサンドラ・ウイルソンのジャズは、またの名をニュー・アフリカン・ブルースという。そしてまた、カサンドラのヴォーカルは自分の身の丈よりも長い影を引き摺っていながらも、凛とした表情を崩さず、なおかつ時に優しい微笑みを浮かべる。暗く、深く、しかも凛々しく。彼女は“プリンセス・オブ・ダークネス”(CDのライナーノーツより序文一部抜粋、タイピング)
—–

このアルバム「RENDEVOUS」は1997年1月と4月に録音された。
いまから11年前。
僕はひとりの生活を始めて間もない、あの頃だ。

いま11年前の僕と、今夜のジャズのライブに同質の感覚を覚えた。
何かを求めながらも表層をなぞるようなけだるさだ。
僕はそれを埋めるためにこの♪TEA FOR TWOを選んだのだろう。
きっと。

さて、さて、このテキストをいま読み返してみると
画像とのバランスがちょっとくずれてしまったなぁ。
ほんとはボトルをクローズアップする予定だったのが
ついつい喋りすぎたねぇ〜(笑)

このワインボトル、かっこいいんですよ。
このとおり、紙のラベルがないんだから。

それとこの♪TEA FOR TWOは
恥ずかしいほどあかるい昼日中に聴く
アノ例の♪TEA FOR TWOとはまったくの別物ざんす。
なにせC.W、彼女は“プリンセス・オブ・ダークネス”だから。

それじゃ、おやすみなさい。

何処へ

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あたたかい連休が終わるときょうは一転して真冬。
午後には雪がちらついた広島。
こんな寒い日、みんなちょっと急ぎ足のようだ。

ところで連休の夜、
アイロンがけの前に食事をすませ、そのあとのことです。
manakoさんのおたずねにおこたえします。
その夜は朝まで一睡もすることなく時間を過ごしていました。

<いろいろな経過略>

朝になって「そうだ、朝マックしよう」ということに。
う〜ん、前に行ったのはいつのことか思い出せないんですよ。
それくらい久しぶりなのね。
眠い目してコートを羽織って歩いて5分、近所のマックへ。

で、カウンターでオーダーして支払いを済ませたんですね。
当然僕は番号札とトレーを持って席へ誘導されるのかと思いきや、
10秒後には「朝マック」が目の前のトレーに出てきた。
こういうスピードもマックのサービスなんですね。

湘南生活向上委員会さんのきょうのエントリー「赤いシトロエン」にあった
『マクドナルドで販売されているコーヒーが変わるらしいです』。
広島でも新しくなっていましたよ。

この『マクドナルドの100円コーヒー、味が変わったってホント?』
僕は前の味を覚えていないので比較しようがないのですよ…(笑)
ちなみに残しませんでした。

For…

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昨年の12月、あの深夜、あの時間。
僕はひとりでラジオのあるクリスマスの夜を過ごしていた。
いまは、まさにあのときと同じ時間だ。

このエントリーは
ある男性のブログがきっかけとなって更新したものである。

♪Driving Home For Christmas  Chris Rer

manakoさんへのお返事

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まるで美術館で絵画を観ているようです。

どんな額縁が似合ってるでしょうか…?

ひとつ前のエントリー『その約束の日は雨』にコメントいただいた
manakoさんからのコメントです。
今夜は僕からmanakoさんへお返事としてのエントリーをアップしますね。

じつはきょうの午後に撮っていた、
ムッシムパネンさんのドアを思いつきました。
manakoさん、このブルーグレーの木製ドアなんていかがでしょう?
この色と素材は『その約束の日は雨』の写真全体の色調を
損なわないけど、冒険もしていない、ちょっと守りの回答です(笑)。
あまり考えもしないで手身近な素材ですみません〜♪
いっそ『プルーンの赤ワイン煮』に
すこしブルーグレーを加えて濁らせた色との相性もいいかも。

さて、ご覧頂いているみなさんはどう思われますか?